松本・清水中に木造の新校舎(1986年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1986(昭和61)年、松本市の清水中学校に待望の新校舎が完成しました。
白い外観の2階建ての校舎は、実は木造。
この頃、学校の校舎は鉄筋コンクリートが一般的で、構造材まで木を使った校舎は全国初でした。
この日は新校舎への引っ越し。
生徒たちは戦後すぐに建てられた茶色い外観の木造校舎から自分の机と椅子を新校舎に運び込みます。
木の柔らかい質感に囲まれた空間は温かい雰囲気です。
廊下にはベンチも設けられ、生徒たちがさっそく座ってお喋りを楽しんでいました。
この木造校舎は今でも現役です。