信州新町の水内小学校 閉校へ(1984年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1984(昭和59)年の3月、SBCの取材班が信州新町(当時)の水内小学校を訪れました。
110年の歴史を持つ水内小は年度いっぱいで閉校が決まっていました。
20年ほど前までは200人ほどの児童が通っていましたが、それ以降急激に減少、この時点では63人になっていました。
取材した2年生は6人。
違う学年の児童が同じ教室で学ぶ「複式学級」が避けられない状況になったため、閉校が決まりました。
体育館で行われていたのは間近に迫った閉校式の練習。
子どもたちは合唱やお別れの言葉などの練習を一生懸命していました。
趣のある木造校舎はその後も保育所や集会所として使われ、テレビドラマの撮影なども行われました。