急行「信州」 ラストラン(1985年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1985(昭和60)年の春、長野と上野を結んでいた急行「信州」がその役割を終えました。
信州が運行を始めたのは1963(昭和38)年。
軽井沢~横川間のアプト式が廃止されたのと同時の運転でした。
長野~上野間を3時間40分で結んだ「信州」。
3年後には特急「あさま」が運行を始めますが、「信州」も信越線を代表する列車として運行を続けます。
しかし徐々に「あさま」の本数が増え、この日ついに「信州」は最終運転を迎えました。
長野駅のホームでは記念のセレモニーが行われ、大勢の鉄道ファンも見守る中、169系の列車は上野に向けて出発していきました。