かつては春の恒例行事 道路の白線ひき(1981年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1981(昭和56)年に3月末に撮影された映像です。
遠くの山々にはまだ雪が残る中、幹線道路ではセンターラインをひき直す作業が行われていました。
この頃は春の恒例行事だったこの作業。
理由はスパイクタイヤでした。
タイヤのピンが道路を削り、センターラインや横断歩道が消えてしまっていたのです。
映像を見ても、センターラインの白い色はほとんど残っていません。
アスファルトを削り取ることで大量に発生する粉じんの健康被害が社会的に大問題になり、およそ10年後にスパイクタイヤの使用は禁止されました。