岡谷竜上高校で最後の卒業式(1981年)
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1981(昭和56)年の3月、岡谷竜上(りゅうじょう)高校で最後の卒業式が行われました。
岡谷東高校の定時制が1957(昭和32)年に独立して開校、県内でただ1つの定時制のみの高校でした。
「東洋のスイス」と呼ばれ、精密機械工業が盛んだった岡谷市。
働きながら高校に通いたいという生徒の要望に応えた竜上高校には大勢の生徒が通いました。
精密関連の工場だけでなく、一時隆盛を極めた製糸工場の従業員も多かったということです。
最後の卒業生は4人。
年度末で竜上高校はその役割を終えました。
校舎があった市役所の近くには記念碑が残っています。