長野高専が開校（1963年）
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1963（昭和38）年のニュース映像です。
長野高等専門学校が長野市に開校しました。
満開の桜に見守られての船出でした。
高専は5年制、工学などの専門教育を行って実践的技術者養成することを目的にした教育機関です。
長野市への設置が決まったのはこの年の1月。
校舎の建設が間に合わないため、若槻小学校を「仮校舎」として使うことになりました。
1期生は機械工学科76人、 電気工学科44人の計120人。
1人ずつ名前を呼ばれ、代表が決意表明をしました。
生徒は県内各地から集まったようで、浅川小学校の中に仮寄宿舎もできました。
翌年の春には独自の校舎や寄宿舎が現在の場所に完成し、長野高専は60年の間に9,000人を超える技術者を送り出してきました。
