七二会小学校の五十平分校 閉校(1974年)
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棚田が広がる坂道を上がっていく小学生。
1974(昭和49)年の3月、長野市の七二会小学校五十平(いかだいら)分校が閉校になりました。
五十平分校は1874(明治7)年に開校した歴史のある学校です。
1期生は男子41人、女子1人だったそうです。
明治政府の「一村一校制」に従って分校となりましたが、地域の子どもたちはずっとここで学んできました。
しかし過疎化や少子化の影響で児童数が減り、100年の歴史に幕を下ろしました。
閉校を惜しむ住民が寄付をして、校舎の敷地には石碑が建てられました。