茅野の笹原分校で「さよなら音楽会」(1972年)
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1972(昭和47)年、茅野市にあった湖東小学校笹原分校が閉校になりました。
1873(明治6)年に設置された笹原学校に端を発する分校、この頃は1年生から4年生が通っていました。
(5・6年生は片道5キロの距離を歩いて本校に通っていたそうです。)
閉校を前に開かれたのが「さよなら音楽会」。
児童たちは合唱や合奏など日ごろの練習の成果を発表し、大きな拍手を受けていました。
映像には映っていませんが、分校の近くには「明治の頃、ある子どもが授業料の代わりに持ってきて植えた」と言い伝えられているシダレヤナギがあるそうです。
そのシダレヤナギは閉校まで1世紀近く子どもたちを見守り、今でも笹原の地にしっかりと根付いているんだそうです。