女子高生が善光寺のハトを調査(1961年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1961(昭和36)年のニュースから。
善光寺の境内でハトに餌をやるのは長野西高校生物班の生徒。
実は調査のためにハトを捕まえようとしています。
生徒たちはハトの体重を測ったり、足環をつけたり。
「生物班はホタルの研究で評価が高いが、今度は善光寺のハトの生態研究にも取り組んでいる。
善光寺のハトは観光客の餌に頼っているものと理解されているが、観光客が少ない時期にはどうしているか、意外に餌を求める範囲は広いなど興味深いものがあるという」という原稿が残っています。
この頃、善光寺のハトは今よりかなり多かったようです。
実際ここ数年は「善光寺のハトが減った」という人も多く、「観光客が餌をやらなくなったから」という説もあります。
ハトと観光客の関係に注目した60年前の高校生。
なかなか鋭いですね。