さよなら真田傍陽線(1972年)
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1972(昭和47)年の2月、上田交通真田傍陽線が廃止されました。
上田市と真田町(当時)を結ぶ路線は戦前の1927(昭和2)年に開通しました。
菅平高原や群馬方面への移動や高原野菜の輸送などに利用されましたが、自動車の普及に伴って赤字が続き、半世紀近い歴史に幕を閉じました。
ラストランとなったこの日、電車は花で飾られ、大勢の人が廃線を惜しみました。
上田交通(現在の上田電鉄)は上田小県地域に真田傍陽線など4路線を走らせていましたが、このうち3路線は廃止され、今は別所線が運転を続けています。