篠ノ井の商店街が「一斉閉店」(長野市・1960年)

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00:01:33 1960

1960(昭和35)年の映像です。
映っているのは篠ノ井市の商店街。
メインストリートには「篠ノ井銀座 9時一斉閉店に協力を」の横断幕が見えます。
当時は県内にはスーパーがない時代、篠ノ井商店街も個人商店が軒を連ね、買い物客のために夜も営業するのが当たり前でした。
当時は高度成長期で、景気も相当良かったようです。
長時間労働が続く中、商店街が打ち出したのが「夜9時での一斉閉店」。
動画にも時報とともに店頭のワゴンを片付け店を閉める様子が映っています。
ネオンも一斉に消され、通りは街灯を残して真っ暗になりました。
商店主たちからは「家族団らんが復活した」「子どもの勉強を見てやれるようになった」「電気料がかなり減った」などという声が出て、「一斉閉店」は好評だったそうです。
篠ノ井市は1966(昭和41)年に長野市と合併します。

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