松代町でこいのぼり作り(1959年)

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00:02:00 1959

1959(昭和34)年の冬に撮影された映像です。
一面の雪に覆われているのは長野市と合併する前の埴科郡松代町。
真冬の空を泳ぐのは季節外れのこいのぼりです。
実は当時、松代ではこいのぼりが生産されていました。
原稿には「(こいのぼり作りは)大正時代から行われている」と書かれています。
調べてみると町内には「村田鯉のぼり製作所」がありました(今は節句人形専門の店に変わっています)。
店の人は慣れた手付きで生地を裁断、うろこを描いて目を入れていきます。
色付けされた布を折りたたんで縫い合わせると、こいのぼりの完成です。
原稿には「簡単な物差しを使う以外の寸法は体が覚えている」とも書かれています。
海外からも注文が入っていたそうで、数か月後に端午の節句を控えて、店は活気に包まれていました。

 

 

 

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