松本に「ベルリンの壁」!?(1990年)

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00:01:02 1990

1990(平成2)年のニュースから。
松本市の店先に飾られたポスター。
「BERLIN WALL(ベルリンの壁)」と書かれています。
「ベルリンの壁」とは、ドイツが東西に分裂していた時代にベルリン市にあった境界線です。
第2次世界大戦で敗北したドイツは、アメリカ・イギリス・フランスの西側3か国とソ連によって分割統治されます。
その影響でベルリン市も人々が行き来できないように全長155キロの壁が築かれたのです。
壁の建設が始まってから28年後の1989(平成元)年、ソ連や東欧諸国で進んだ改革を背景に国境のゲートが開放され、壁も壊されます。
日本では昭和が終わり平成が始まった年、ベルリンの壁の崩壊はこの年の世界的な大ニュースでした。
市内の文房具店に並んだ破片は壁の一部。
2個1,800円で10組が売り出され、2日で完売しました。
見た目では本物なのか全くわからないため、日本語と英語の「真正証明書」が付いていました。
実はベルリンでは壁の破片がお土産として売られているんだそうです。

 

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