山村ならでは!? 女性だけの消防団(安曇村・1961年)

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00:01:17 1961

1961(昭和36)年のニュースから。
安曇村(現在は松本市)に女性だけの消防団が誕生しました。
制服を着て頭にスカーフを巻いた女性たちが詰所の前で点呼を受けています。
その後には可搬式のポンプを使った消火訓練の様子も映っています。
「山村の消防団は男性が山林労働に従事する比率が多く、火災発生の際、非常呼び出しに応じられないため手遅れになるケースが度々あった。
安曇村では婦人消防隊を結成することで、初期消火を任せるアイデアを採用し実施に踏み切った」という原稿が残っています。
当時、女性の消防団は非常に珍しく、ニュースでも取り上げられたというわけです。
消防庁によりますと女性の消防団員は増えていて、全国の消防団の8割近くが女性の団員を採用しています。
ただ実数は28,000人ほどで、全団員に占める割合は4%弱にとどまっています。

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