小中学生がなぎなたの寒稽古(三郷村・1981年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1981(昭和56)年のニュースから。
三郷村(現在は安曇野市)で行われた薙刀(なぎなた)の寒稽古の映像です。
白い稽古着に紺色の袴でなぎなたを振るのは村の小学生と中学生の女子。
「三郷なぎなたクラブ」に所属して毎週日曜日に練習に励んでいます。
この時期は寒さが堪えますが、子どもたちは裸足で冷たい床の上を進みます。
まだ私服で参加している小学校1年生の2人は手がかじかんでしまい、息を吹きかけて温めています。
それでも防具を付けて練習を繰り返すうちに汗がにじんでくるくらい、何度も練習を繰り返します。
クラブに在籍した小中学生の中には卒業後もなぎなたの練習を続け、インターハイや国体に出場した人もいました。