疫病神もびっくり!? 足半(あしなか)草履(松本・1973年)

ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時

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00:00:57 1973

1973(昭和48)年のニュースから。
2月8日は「事八日(ことようか)」。
1年の祭事や農作業が始まる日とされています。
松本市の両島地区で受け継がれているのは、大人の背丈ほどもある大きなわら草履で疫病神を追い払う「足半(あしなか)草履」という行事です。
足半草履とはかかとの部分がない草履のこと。
本来は小さな草履を指しますが、その草履がこんなに大きいので、疫病神が「この地域には大男がいる」と勘違いして近づかないとされています。
住民は大きな草履を編み、担いで移動します。
そのあと行われるのは念仏講。
僧侶の扮装をした音頭取りの鐘の音にあわせて、縄を回してお八日念仏を唱えます。
参加者は途中で縄で縛りあいますが、こうすることで無病息災で過ごせると言い伝えられているそうです。
足半草履は地区の境に吊るされ、疫病神除けの役割を担います。

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