オイルショック デパートも節電(長野・1973年)
ユウガク | SBC 信越放送信州あの日あの時
1973(昭和48)年の晩秋、世界を激震が襲いました。
第1次オイルショックです。
中東で戦争が起きたのをきっかけに原油価格が7割も高くなり、日本でもトイレットペーパーが店頭から消えるなど、パニックとも呼べる事象が起きました。
政府は「石油の節約」を国民に呼びかけ、企業もそれに応えていろいろな対策を講じました。
映像は長野市内のデパートの様子。
丸光でしょうか。
売り場の棚の蛍光灯は一部が消され、エレベーターも1台だけの運転になりました。
従業員用のスペースは照明が消され、家電売り場でも陳列されているテレビの電源がほとんど落とされています。
店内の張り紙を見ると、営業時間も1時間短縮していたようです。
繁華街でも一部のネオンが消されるなど、人々は否応なく「エネルギー不足」の影響を受けました。