夏休みの自由研究を手に登校する子供たちの姿は今も昔も変わらないようです。昭和43年(1968年)9月に撮影された長崎市立小島小学校の2学期の始業式です。
楽しかった夏休みも終わり、日焼けした子供たちが校庭に集合。どこからやってきたのか、この日は一匹のワンコが式に参加していました。おとなしく子供たちの足元に座って校長先生の話を聞いています。子供が連れてきた？それとも学校で飼っていた犬だったのでしょうか？！
この日の主役は、火災予防で表彰された当時6年生の内野忠明君でした。賞状には「7月21日、付近民家風呂場の石油バーナーからの火災を発見し大声で知らせる一方、自宅から砂を運んで火点に投げつけ消し止めた」。
火災消火のヒーローが誕生、さらには始業式でワンコも登場した55年前の夏休み明けでした。

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